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クリニックコラム

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ブロック注射の効果と時間の関係
ブロック注射には 2つの効果があります。

1つ目は 痛みを感じにくくする「麻酔としての効果」
2つ目は「自律神経の鎮静化効果」です。

ブロック注射は、痛みのある部分、もしくは痛みを伝える神経に直接麻酔の注射をします。
1つ目の「麻酔としての効果」は注射した数分後から現れ、痛みは徐々に軽減していきます。
ただし「麻酔としての効果」は、数時間のみです。

痛みが慢性化すると、体の中で変化が起きているのをご存じですか?
痛みが「痛い!」だけでおさまらず、異常に自律神経が興奮してしまい、
それによって手足の血流障害や筋肉の硬直が起きてしまうのです。

2つ目の「自律神経の鎮静化効果」は、それを回復させるのです。
1つ目の「麻酔としての効果」から遅れること数時間後から半日後に現れ始め、多くは数日間も持続します。
この効果で血流が改善し、筋肉のこわばりが改善することで、「痛みが再発しにくい環境」が整うのです。

ブロック注射を受けた「当日」よりも「翌日以降」に痛み症状が改善しているのは、2つ目の「鎮静効果」によるものでしょう。
長期的にみると 1つ目の「麻酔としての効果」よりも、2つ目の「自律神経の鎮静化効果」の方が重要かもしれません。
2017.6.23 
「ふつうの整形外科」と当院のちがい
ふつうの整形外科と 当院「ペインクリニック整形外科」のちがい

その1:「治療の進め方」がちがいます。
 ふつうの整形外科は「薬物治療(痛み止め薬や湿布など)」と「リハビリ治療(電気や運動療法など)」が中心にです。
いっぽう、当院「ペインクリニック整形外科」では、「注射治療(神経ブロック注射)」が中心になります。
ふつうの整形外科では対応できない痛みに対しても治療します。

その2:「注射の種類」がちがいます。
 ふつうの整形外科で行う注射は、膝や肩の関節内注射と、腰の局所注射(トリガーポイント)までがほとんどです。
いっぽう、ペインクリニックでは、整形外科で扱っていない多種の神経ブロック注射が施行できます。
例えば、硬膜外ブロック、星状神経節ブロックなどです。
 さらに当院では「レントゲン透視下」で行う神経ブロック注射も施行できます。
硬膜外ブロックだけでは改善しない痛みに「神経根ブロック」や「仙腸関節ブロック」などで、治療します。

その3:必要とされる「通院期間と回数」がちがいます。
 ふつうの整形外科では、長期間の通院をする傾向があるのに比べ、
ペインクリニックで施行する「神経ブロック注射」は、治療効果が短時間で判断できるため、
結果的には、通院期間が短く、通院回数も少なくすむ、傾向にあります。

2017.2.28 
当院だからできること:1
「ペインクリニック整形外科」とは?
「ペインクリニック」+「整形外科」=「ペインクリニック整形外科」

「整形外科」は
主に四肢(手や足)や体幹の広範囲な筋、骨格系の疾患を扱う診療科です。
骨折や打ち身、捻挫などの外傷や、関節痛、腰痛などを専門に治療します。
外来における主な治療法は、薬物療法(痛み止めや湿布)と、リハビリ(物療や運動療法)です。

「ペインクリニック科」は
「ペイン」とは「痛み」のこと。麻酔(ブロック注射)の技術的を使って、痛みを治療する診療科のことです。
ふだん手術室内で手術患者さんに提供している麻酔(注射)技術を、
外来患者さんにも提供している診療科が「ペインクリニック科」です。
高度な技術を要するブロック注射は、専門性が高いため、麻酔専門医が対応します。

整形外科医は優れた診断力を発揮しますが、注射はあまり得意としない傾向にあります。
いっぽうペインクリニック医はその逆で、注射は得意ですが、診断力は整形外科医にはかないません。
ですから、同じ患者さんがこの2つの診療科を受診した際、診断も治療法もちがう可能性があります。

そこで「ペインクリニック整形外科」。
「ペインクリニック科」と「整形外科」のそれぞれ得意分野を融合したのが「ペインクリニック整形外科」です。
整形外科領域の診断力と麻酔科医の麻酔技術力を備えた「いいとこどり」の診療科なのです。
2017.2.19 
胸椎・腰圧迫骨折(あっぱくこっせつ)の診断
動けない!辛い痛み!
「このまま寝たきりになっちゃうのか、心配なんです!」

椎体は「今川焼き」のような円柱形をしています。
しりもちなどで、椎体に上下から圧力がかかると、圧迫されて潰れて骨折してしまいます。

 診断方法

圧迫骨折を起こすと、潰れた骨が痛みます。
背骨の上から下へ拳でトントンと軽くたたいていくと、潰れた骨を見つけることができます。
その痛い部分とレントゲン写真とを見くらべることによって、骨折の有無を確認します。
レントゲンで椎体の潰れが確認されれば、確定診断になります。

 レントゲンで見つからない?

ただし、受傷直後はレントゲンを撮っても確定診断がつかないことがあります。
それは初期には骨折による変形がほとんどおきていないこともあるからです。
「骨折なし」の診断を受けたあと、数日経っても痛みが続く場合は、圧迫骨折の可能性が残ります。
その場合、再度レントゲンもしくはMRIを撮ることで骨折を見つけることができます。
圧迫骨折は受傷後1〜2週間かけてじわじわと変形してくるからです。
2017.1.17 
胸椎・腰圧迫骨折(あっぱくこっせつ)の治療 その2 椎体形成術(ついたいけいせいじゅつ)
その2 椎体形成術(ついたいけいせいじゅつ)

圧迫骨折全体の10%ぐらいですが、「時間が経っても治らない」タイプの骨折があります。
骨折部が固まらないため、痛みが継続してしまいます。あたかも関節のように骨折部分が動くので、
偽(ぎ)関節と言います。MRIで偽関節が確認された場合、「椎体形成術」の適応になります。
椎体形成術とは、潰れた椎体スペースに穴を開けて「粘土状の骨セメント」を注入して骨組みの再建する手術です。
1〜2泊入院、麻酔下で行う小規模な手術です。
当院では行わず、専門病院へご紹介します。(主に岩井整形外科内科病院、聖路加国際病院)
2017.1.17 
胸椎・腰圧迫骨折(あっぱくこっせつ)の治療 その1 ブロック注射による治療
その1 ブロック注射による治療

ほとんどの圧迫骨折は時間が経つことに解決します。
時間が経つことで、徐々に骨が固まることで痛みが遠のいていきます。
ですから「時間がお薬です」と言われてしまいます。

とはいうものの、何週間も自宅のベッドで天井を眺めているのも辛いことでしょう。
足腰の筋力もどんどん落ちてくるかもしれません。
「少しでも早く日常生活に戻るために、早く痛みを軽減して欲しい。」
「他になにか、手だてはないのか?」

当院では
「ブロック注射でできること」で骨折の痛みを軽減させる治療に取り組んでいます。

注射の種類:胸部または腰部硬膜外ブロック、傍(ぼう)脊椎神経ブロック、腰神経そうブロックなど

圧迫骨折している部分の神経を特定でき、そこへ直接、痛み止めの注射をします。
あまり一般的な治療法ではありませんが、それなりに有意義な治療法です。
しばらくするとまた痛みが戻ってきますが、痛みの強さが半分近くまで抑えられたケース多く見うけられます。
2017.1.17 
膝の痛み:「ヒアルロン酸」注射が効かない?
「他の整形外科で変形性膝関節症と言われたんです。
 ヒアルロン酸を打ってもらっているんだけど、いっこうに良くならないんですよ。」

セカンドオピニオンに来られる患者さんの多くが、このように話されます。
レントゲンを見てみると確かに「関節内の変形」もあるようですが、
さらに診察してみると、どうやら痛みの原因はそれだけではないようです。

ヒアルロン酸は「関節内」で起こる関節痛や関節炎には、ある程度有効です。
ただし膝痛の原因が「関節内」だけに起こるとは限りません!「関節外」にも起こりうるのです。

「関節外」とは膝関節を固定するための支持組織(靱帯や腱)だったり、関節膜や関節ほうだったりします。
膝痛の原因が「関節外」にある場合、「関節内」ヒアルロン酸注射よりも、
「関節外」注射(トリガーポイントや腱膜注射)のほうが、はるかに有効です。

「ヒアルロン酸注射が効かない」患者さんの6割は、「関節外」に原因があったのです。
トリガーポイント注射や腱膜注射を受けて「初めて痛みがとれた!」と喜んでいただくケースが多くあります。
2017.1.14 
肩関節石灰沈着症:なぜカルシウムが貯まるの?なぜ痛いの?
私たちのからだは、骨に必要なカルシウム量を維持するために、
腸からの吸収と尿からの排泄でバランスをとっています。
しかし尿からの排泄しきれなかったカルシウムは、
年齢とともに体の中(血管内膜や関節内の腱、靭帯)に蓄積してしまう傾向にあります。

ただ蓄積してしまった状態だけでは何も起きませんが、
ごく些細なことをきっかけに異物反応(体にとって邪魔なものを除去しようとする反応)が発生すると、
自己防衛機能でカルシウムを一挙に攻撃し、関節内では炎症による激痛が発生してしまうのです。

自己防衛力は若いほど強いため、炎症が激しい(=激痛)けれど、
その分、鎮静化するまでの期間が短い傾向にあります。
反対に高齢になると防衛力が弱いため、炎症は激しくないけど、鎮静化までに時間がかかります。
2017.1.13 
肩こり 首こりの注射
長年肩こりに悩まされてきた患者さんたちに、非常に喜ばれるブロック注射

当ペインクリニックでは首の後から打つ「深頚神経そうブロック注射」で対応します。
皮膚表面にポツポツ打つ「トリガーポイント注射」とは異なります。
「深頚神経そうブロック注射」は、頸椎から肩に続く筋肉の層に沿って痛み止めを注射することで、

(理的な作用=癒着した筋膜を薬液で剥離(はがすこと)させること
¬剤による作用=局所麻酔薬で自律神経の興奮を鎮静化させること

により、慢性的に凝り固まっている筋緊張を緩和させます。

肩こりは日本人にとって、日常的な症状のひとつです。
一般的に病気という概念が少ないためか、病院ではなく、マッサージや接骨院に行くことが多いようです。
それでも改善しないと、整形外科を受診される患者さんもいますが、
その整形外科でも病気という扱いはされることなく、
ビタミン剤や筋弛緩剤を処方されてあしらわれてしまうこともあります。
首のブロック注射はどうしても「怖い!」というイメージが先行してしまい、
患者さんのみならず多くの整形外科医にも敬遠しがちですが、
この「深頚神経そうブロック注射は簡単でかつ安全性が高いため、当院では頻繁に行っています。
2017.1.13 
踵(かかと)の痛みの治療法
体重がかかると痛い
ぶつけたわけでもないのに踵が痛い

よくある原因は、足底筋膜炎 足底腱膜炎です。

治療法としては、
_拿轍麋髻母に体重をかけない、できれるだけ歩き回らない)
痛み止め
0議縫好肇譽奪
っ躰

一般的には´△任后2糠療法を行うこともあるようですが、効果は??です。
シップは無効です。足の皮面は厚いので、薬液浸透は期待できないでしょう。

当院ではの圧痛(あっつう)ストレッチをお勧めします。
椅子に座ってあぐらを組むように踵を近づけて、踵の痛いところを親指の腹で圧迫します。
ポイントは、10-30秒同じ圧力で圧迫し続ける事。モミモミせずにあくまでも静止のままです。
圧痛点(押して痛い場所)は局所の筋肉や腱が硬直したことにより起こることが多く、
そこを圧迫し続ける事で、局所だけをストレッチすることにつながります。
自分で加減できる痛みですが、1日5〜10回ぐらいやってみるといいでしょう。
院長の私自身も3週間かけて治しました。

い涼躰佑呂△泙蟾圓い泙擦鵝ストレッチでもダメなケースで行います。
踵内側の皮膚が柔らかいところから1番細い針で注射します。
2017.1.13 
膝関節が腫れたときの痛みの治療について
よく「膝の水を抜くとクセになる」なんてことを信じている患者さんがいらっしゃいます。
それはちがいます。水が溜まるから抜くだけのことです。抜くから溜まるわけではなくて、
溜まったから抜くわけです。これに関しては「卵が先か、鶏が先か」がはっきりしています。
鶏が先なのです。腫れていない膝にいくら穿刺したところで溜まりません!

なぜ水が溜まるのか?
まず 何らかの理由(ストレスなど)で関節に炎症が起きます。
その炎症に伴って関節液が生成されてしまいます。逃げ場のない関節液のせいで膝が腫れてしまいます。

膝が腫れて痛くなって来院される患者さん、実は2つの痛みを同時に持っています。
1つ目は関節炎の炎症の痛み。これは腫れていなくても発症する痛みです。
2つ目は腫れたこと、そのものによる痛みです。
本来存在しないはずの多量の関節液が関節の袋を圧迫し続けることで発生した2次的な痛みです。
痛みと言うよりは重だるさとか、膨満感なのでしょうか。

外来で膝の水を抜く(穿刺)すると、その場で2つ目の痛み(腫れによる痛み)は、すぐに解消されます!
それだけでも痛みが半減されるため、患者さんにはかなり喜んで頂けます。

ただし原因である炎症までも解決したわけではありません。
炎症が続けば、残念なことにまた関節液が溜まってしまうかもしれません。
それに関しては患者さんひとりひとりちがいます。
溜まってくる人もいれば、全く溜まらず鎮静化する人もいます。

当院では上記内容を患者さんに説明の上、関節穿刺するかどうか、決めます。
関節穿刺してもすぐ溜まってしまうようなケースにおいては、次回以降、あえて穿刺を行いません。
炎症に対する消炎治療(ステロイド注射やヒアルロン酸注射)を行います。
2017.1.4 
手首の痛み
#手首の腱鞘炎・#ドゥ ケルバン病・#手首の注射
主に親指の筋(腱)を曲げ伸ばす動作に伴って、親指寄りの手首付近が痛みます。
それは手首の腱鞘炎が起きているために発症しているのです。
パソコン操作などよく親指を使う仕事の人や、女性なら妊娠、産後、更年期などホルモンバランスに変化がある時期に発症することが多いようです。
まず痛み止めや装具の装着から始めますが、改善しないようでしたら、注射で対応します。
2016.12.23 
腰椎分離症の痛みについて
#分離症の痛み・#透視下ブロック注射・#ペインクリニック
腰椎分離症とは、主に10代のスポーツ選手で発症する腰骨の疲労骨折です。
10代の発症初期では、骨折部の早期癒合(くっつくこと)を進めることが最も重要です。
しかし骨折の癒合(くっつくこと)が不完全で終わってしまった患者さんは、その後20代以降でも、
ストレスや運動量などの負荷がかかると、年に何度か腰痛を繰り返してしまうことがあります。
整形外科では不安定症や分離症へ発展しない限り手術の適応はなく、リハビリや薬物療法でお茶を濁すことが多いです。
当ペインクリニックでは、分離症に伴う青年期以降の腰痛に対して、腰神経そうブロックを行っております。
また必要に応じて椎間関節ブロック、仙腸関節ブロックも追加します。
2016.12.23 
股関節痛について
#股関節の痛み・#ペインクリニック・#透視下関節内注射
股関節痛の原因は 主に単純な股関節炎によることや、股関節が変形して起こる変形性股関節症によるものが多いです。
どちらも症状として、荷重時や股関節局所の痛みがみられ、また可動域制限も起こります。
一般整形外科では 投薬や股関節の運動療法が中心になると思いますが、
当ペインクリニックでは、レントゲン透視装置を使い、確実な関節内注射も行っています。
2016.12.23 
治療費はいくらくらいかかりますか?
当院の治療は全て健康保険の適用になります。
治療費は内容により異なりますが、ヘルニアで硬膜外ブロックを何度か行う患者さんを例に挙げると、
3割負担の場合、初診時 約5000円(レントゲンなどの検査をするため)、2回目以降約2000円です。
1割負担の場合、初診時 約2000円、2回目以降は約1000円です。
2016.8.3 
時間帯予約制に関して
時間帯予約制とは、30分刻みに5人まで、ご予約をおとりするシステムです。
例えば10時30分にご予約をとった場合、他にも同じ10時30分にお取りの患者さんが数人いらっしゃいます。
その時間帯にお越しになった人の中から早い順に診察が受けられます。ですから10時30分ぴったりに診察が受けられるわけではありません。
逆に9時とか早い時間にお越しになっても、10時30分まで優先権がないため、その時間までは予約外扱いとなります。
2016.1.30 
待ち時間に関して
当院は時間帯予約制をとっているため、時間帯内(30分以内)の受診可能率は90%を達成しています。
1時間以上お待たせすることはまずありません。
連休明け、雨の日の翌日など、どうしても混み合ってしまう日や、重症患者さん、新患さんが続いた場合には、
ご予約をとられていても、予約時間帯内の診察ができない場合(30〜50分待ち)もあります。ご了承ください。



江戸川区小岩の整形外科かおるペインクリニックTOP
2016.1.29 
坐骨神経痛に対して「効く注射」と「効かない注射」どこが違うの?
それは炎症の起きている患部にしっかりと薬液が届いているのか、そうでないのか、の違いです。
薬液を患部にまで確実に届けることができれば、持続効果時間に差こそあれ、理論的には除痛が得られるはずです。
注入部から患部まで距離の遠い仙骨ブロックでは、多めの薬液量を入れても確実に届くともかぎりません。
一方、神経根ブロックは患部へ直接注入するため、高確率で患部に薬液を届けることが可能です。
巨大ヘルニアや強い狭窄症など、薬液の広がりを妨げる要因が強いケースで、この差がはっきりでてきます。
2016.1.1 
坐骨神経痛には、どのブロック注射が適しているの?
坐骨神経痛に対して 適応のあるブロック注射は 主に5種類ほどあります。
それではどのように ブロック注射の種類を選ぶのでしょうか。

実は施設によって全く違ってきます。
施設によるちがいは、他コラムで説明しますが、大まかに3つによって決まります。

1.医師、施設の対応能力
2.合併症への配慮
3.患者さんへの負担(注射の痛みや医療費)の少ない順

実際のブロック注射の技術的難易度はa→e(低→高)です。
a.トリガーポント注射
b.仙骨ブロック
c.硬膜外ブロック
d.腰神経そうブロック
e.神経根ブロック

「のみ薬が効かない椎間板ヘルニアの坐骨神経痛」に最適なブロック注射は?

それは、c.硬膜外ブロックです。その理由として、痛み止めの効果に優れていて、
患者さんへの負担(注射自体の痛み)がほとんど無いからです。


b.仙骨ブロックは?
仙骨ブロックは合併症が少ないという利点がありますが、注射自体に痛みがあるため、
硬膜外ブロックが受けられるペインクリニックではファーストチョイスにはなりません。
硬膜外ブロックが受けられない整形外科でファーストチョイスになります。

e.神経根ブロックは?
それは硬膜外ブロックが効かないような重症なケースにのみ、施行します。
痛み止めの効果が最も期待できますが、注射自体の痛みを伴うため、必要最低限でおこないます。

トリガーポイントは?
簡単で合併症のないため、整形外科以外でも頻繁におこなわれている注射ですが、
効果に関してはあまり期待ができません。
表皮の局所麻酔であり、ブロック注射というよりは、その補助的役割をします。
2015.11.1 
お尻の奥の痛み(椅子に座っていると坐骨が当たって痛い)
椅子に座って当たっていたい部分の痛み、坐骨枝の滑液ほう炎(かつえきほうえん)かもしれません。
ベッドで悪い方を上にして膝と股関節を曲げてお尻の痛いところを突きだします。
その突き出た部分に圧痛があれば、その可能性が高いです。当院ではこの滑液ほう炎に注射を行っています。
2015.10.27 
冷シップと温シップ、どちらがいいの?
冷シップはメンソールの成分が含まれているため、スーッと冷たく感じますが、患部を冷やす効果があるわけではあまりありません。
一方、温シップは唐辛子の成分が含まれているため、ポカポカした感じがしますが、実際に温める効果があるわけではありません。
シップはあくまでも、お箸の国(中国、日本など)だけの文化です。西洋人には理解できないそうです。
実際、シップを常温の缶コーヒーに貼ったところで、アイスコーヒーにもホットコーヒーにもなりません。
冷やす必要のある急性期(発症約1週間) ならアイスノンや氷のうを使ったり、慢性期の痛みで温めたほうがいいのであればホッカイロや厚着で対応するのもいいでしょう。
2015.10.26 
顎関節症、額関節痛の治療
顎関節症は、主に歯科で治療されます。一般的にはマウスピース、痛み止め(消炎鎮痛剤)で経過観察します。
ただし、それでも治らないようなケースでは、顎関節に直接の関節内注射の適応かもしれません。
当院ではキシロカイン、ステロイドによる顎関節注射を行っています。
2015.10.25 
整形外科・整骨院(接骨院)・整体のちがいは?
接骨院で「薬がもらえない」「レントゲンを撮ってもらえない」のは、医療機関ではないからです。

資格のちがい
整形外科      医師
整骨院、接骨院   柔道整復師(医業類似行為の国家資格:あん摩・マッサージ、はり・灸師と同じ)
整体        その他(国家資格なし:医業類似行為に含まれない)

治療内容のちがい
整形外科      医療行為全般:レントゲン、採血などの検査による医学的診断、注射や手術、薬の処方などの治療
整骨院、接骨院   医業類似行為:外傷による打撲、捻挫の施術と骨折・脱臼の応急処置まで
整体        マッサージ(医療行為、医業類似行為以外)
2015.10.20 
膝の水は、抜けばくせになる?
くせにはなりません。水(関節液)が溜まるのは膝関節に炎症が起きた結果みられる症状であり、
炎症が続けば、水を抜いても抜かなくても溜まり続けます。
水を抜く目的は、溜まりによる起きてしまう二次的な痛みや重だるさを改善するためであったり、
水の中にある炎症の原因物質を取り除くために行います。
2015.10.20 
骨粗鬆症はどんな病気ですか?検査はできますか?
骨の内部が徐々にスカスカになり、構造がもろくなってしまう病気です。
主に閉経後の女性に多く見られ、簡単な衝撃でも骨折をしやすくなります。
骨粗鬆症の検査は骨の量を判定する骨密度検査です。当院ではレントゲンを使って腕の骨で測定します。
2015.10.19 
ペインクリニックはどのタイミングで?
ペインクリニックは主に麻酔科医が担当します。検査方法、診断方法は整形外科と同じですが、治療が神経ブロック注射を中心としていることが少し異なります。
どのタイミングでペインクリニック?ということは特にありませんが、他の治療(薬、牽引、鍼灸、マッサージなど)で痛みが解決しないのでペインクリニックを受診される患者さんが多くいらっしゃいます。しかし一般の整形外科にかかられるのと同じように、症状が軽いうちから受診して頂いてもかまいません。症状が軽い場合は整形外科同様、薬や湿布などの処方やリハビリ治療など注射以外の治療法から開始します。
2014.1.16 
肋間神経痛に対して神経ブロック注射の適応はありますか?
肋間神経痛とは腰痛と同様、症状をさすものであり、病名ではありません。その症状を起こすものには帯状疱疹によるもの、胸椎神経の障害によるもの、はたまた内臓からくるものなど、原因は多岐にわたります。まずその原因を診断することが治療の第一歩です。帯状疱疹によるもの、胸椎神経の障害によるものの場合、神経ブロック注射の適応になることは多いです。
2014.1.15 
鍼灸(はりきゅう)とはどう違いますか?
鍼灸で使う鍼(はり)とペインクリニックで使う針(はり)は名前こそ同じ「はり」ですが、全くの別物です。鍼は患部(深い部分)ではなく、その周囲の皮膚表層部を対象とした治療をおこないます。いっぽう神経ブロック注射のブロック針は、35〜150mmと長く、実際の患部まで進めることで治療します。刺激療法の鍼治療とは異なり、神経ブロック注射は患部に直接注入する薬物療法です。体に与える作用、副作用、リスクも当然異なります。
2014.1.14 
肛門周囲の痛みに悩まされていますが、内科でも婦人科でも異常はないと言われてしまいました。
実は肛門やその周囲の痛みでお困りの方は意外と多くいらっしゃいます。恥ずかしさから相談できなかったり、勇気を出して内科医や婦人科医の診察を受けてみても何も悪くないと言われてしまうことが多いようです。実は整形外科の領域の仙骨レベルの神経障害によって引き起こされている可能性があります。その場合、神経ブロック注射が有効な場合があります。



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2014.1.13 
手首の腱鞘炎について
Q 両手首の痛みがあり、症状をWEBで検索したところ、恐らく「ドケルバン病」という腱鞘炎かと思われますが、手首にも神経ブロック注射はして頂けるものなのでしょうか?

A.ドゥケルバン腱鞘炎は手首の腱を使いすぎることによって起こります。手首を使わないよう制限するための装具を使ってみるのもいいのですが、それだけでは痛みがとれない場合などには、腱鞘(けんしょう)内注射の適応があります。注射をすればその場で痛みが軽くなるのですが、ひとによっては数週間ないし数ヶ月、弱い痛みが継続してしまうことがあります。その場合には、装具や痛み止めなどと組み合わせて、痛みが起きにくいように工夫します。症状の改善が見られない場合には 手術という選択肢もあります。



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2014.1.12 
ブロック注射はどのくらいの期間効きますか?麻酔薬がきれてまた痛みが出てきませんか?
ブロック注射で使う局所麻酔薬の効果は数時間程度で切れてしまいますが、その後も鎮痛効果が続くことが期待できます。それは脳において痛みの記憶を一旦忘れさせてあげることで、麻酔薬が切れた後も痛みを思い出せなくする、思い出したとしてもその強さは弱いレベルに置き換えてしまう効果があるようです。また痛みによって興奮していた自律神経を鎮静化できることでも、総合的に効果が続くのだと考えられています。コンピュータの調子が悪いときに一旦シャットダウンして再起動すると調子が良くなるのに似ています。



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2013.1.1 
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